2015年2月アーカイブ

ゆっくり運転すれば安全なのか?

あなたの運転にスキはないか?
〜"ゆっくり"ばかりが安全なわけじゃない〜

 先日、こんな光景を目撃しました。
 2車線のバイパス路で側道出口で数台のクルマが出路、そのバイクの前は
ガラ空きとなりました。結果、そのバイクと前車の車間距離は約50m。
混んでいる土曜日のバイパス路にしてはかなり車間距離が開いているように
見えます。
 そのバイク(中型)は制限速度よりちょっと遅い程度で淡々と走っていた
のですが、速度を上げて前車に近づくことなく、側道出口を通過後も淡々と
走っていました。
 側道出口を通り過ぎしばらく走ると、今度は、側道からの合流があります。
(一時停止はない)側道からはワンボックスの軽自動車が合流してくるのが
見えました。
 ところが、そのバイクは速度を落とすこともなく、上げることもなく、
さらに淡々と走っています。

 軽のワンボックスの運転手は「バイクの前で合流させてもらえるに違いない」
 と判断したのでしょう。やや速度を上げつつ合流してきました。
 それなのに、そのバイクはやっぱり速度を上げることも落とすこともなく、
車線変更するでもなく、そのまま淡々と走っていた結果、あと5�という
ところで、あわや接触! という状況になってしまいました。

 あわや接触! という状況後、そのバイクのライダーは軽自動車に対して
ちょっと怒っている素振りを見せました。

 果たして、今回の件は誰がどうすべきだったのでしょう?

1)本線車道上を走っていたバイクが優先なので譲らないべき。
2)本線車道上を走っていたバイクから合流してくるクルマが見えているので車線変更
するべき。
3)同じく、バイクが減速して合流してくるクルマに譲るべき。
4)バイクが前車との車間距離を開けていて合流するクルマに対して
譲っているように見えるので、クルマは加速してバイクの前に合流するべき。
5)本線車道上の方が優先なので、クルマは減速して合流できるタイミングを見計らう
べき。

 この件は、「"ゆっくり"ばかりが安全なわけじゃない」の典型的な例だと思います。
 合流してくるクルマに対して、自分はどのような意志を持って運転するのか、
〜譲るのか、譲らないのか。
 合流する際に、きっちり後方確認しているのか。接触寸前になるほどの過激な合流を
すべきだったのか。
 今回のケースでは、バイクにもクルマにも非があると思われますが、
本線車道上を運転していたバイクの立場を客観的に考えると、確かに速度面
ではたいへん安全に走行していたのですが、周りの交通に対してどのような
意志を持って運転しているのかリアクションが分かりにくかった。
 さらに、一手も二手も先を読むような運転をしていなかったにも関わらず、
接触寸前に対する結果に対して激情したように見え、運転にムラがあるように
思われました。

 本線上を走る場合、合流車線より優先権がありますから、より的確な判断が必要です。
安全速度で淡々と走るだけでなく、ときには速度調整してメリハリのある運転を。
 側道から合流する場合、本線上のクルマやバイクがどのような動きをするのか、
基本的には本線車線は優先だと考え、しつこいくらい後方確認を。